「お役目」と「昔の思い出」

(以下、T:トニー長老/K:かおり)

K:前回書いた「お役目」についてどう思いますか?

T:軽くするってことが必要だってことは何となく認識できるようになってきた。
今、まだ重たい。だけどちょっとずつ軽くすることをやれば
地球が軽くなる。
それぞれの人がそれぞれ好きなことをやりながらどんどん軽くして行くってことなのかな。
ただそれには、魂の目的にたどり着くことが必要だから、
それを見つけられるようになるために、先ずは、植え付けられた恐怖というものを自分の中から外していかなあかん。
自分の中に植え付けられた恐怖を確認する作業をして、
認識できたらそれが消えて行くことになるから、
そしたら先へ行ける。

K:そうですね。

T:僕も実は、この話するのの直前が憂鬱な感じがあるのよね。

K:え?!そうなんですか?

T:うん。だからから30分とか1時間とかスタートが遅れる 笑

K:それは気が付きませんでした!

T:喋り出したらわーっと喋れるんやけど、スタートがね。
最近よく、人前で話しなさいって言われるんやけど、それに対する抵抗感やたら強いねん。

K:へー。それは昔からそうだったんですか?

T:小さい時はそんな嫌じゃなかったんやけどね。
あー今、昔の思い出が上がってきてる。

K:あ、それ話してください!
「昔の思い出」

T:小学4年生ぐらいの時やったかな?
そのときの先生に、国語の本の朗読をすることがあって、
自分なりに上手に読めたやんて感じで読んだのに、先生の反応が期待してたのと違って、
褒められるどころか「そんな喋り方をするのじゃない」「そんな読み方をしてはいけない」というような感じで言われたようなことがあって、それ以降、
喋るのやーめた になった気がする。
それまでは喜んで喋ってた気がするんやけどな。

K:へー

T:ほんまに、しょうもなーいことで引っかかるよね、そういうことって。
その時の自分にとっては、大きな問題やったんやろうね。
その先生が女の先生で、多分それなりに好きな先生だったからショックがデカかったのかもしれん。

K:ふーん

T:それぐらいの時のことが影響すんねんなー
いまだにイヤーな感情が上がってくる。

K:それは所謂インナーチャイルドってやつですかね?

T:今は大丈夫、なはずやけどね。
そうか、そんな所からも来てるんかな。

K:表面上はそんな所から来てるように見えて、
でもその出来事が原因ということでもなくて、
その出来事が起こった理由も、またあるんでしょうね。

T:そうね。理由、あるね。

K:なんかありますか?

T:小学生の時に、病院とか母親と行くやん。
そんなときに、普通、どうしたの?って先生に尋ねられたら
自分が言いたいやん。熱があってどうのこうのと。
それを、全部母親が喋るから、何にも喋らんかった記憶があるわ。

K:へー

T:勝手に全部喋らはるねん。

K:あはは。

T:小さい時は当然、親が喋るわな。けど、自分が喋れるようになってもずっと、小学校高学年くらいになってもそんな感じやったな。

K:それ、お母さんの性格ですか?よく喋る人っていうこと?

T:いや、それもあるかもしれんけど、
人が言ったことをほぼ100パーセントそのまま覚えてるのよ。

K:は?へー。

T:それは最近になってわかってんけど、
ある意味、特殊能力に近いねんけど、僕が熱出してる時にわーって喋ったそのままを、先生に向かってわーって同じように言うのよ。

K:へー

T:だから何にも喋らんでいいねん。

K:ほー。自分の出る幕がないってことですね。

T:そうそう。だから(僕は)喋らんでいいって思ってたんかもしれん。

K:それは、お母さんが喋ってくれるときに、
それを「楽でいいや」と思ってたのか、それとも「喋りたいけどお母さんには敵わないからしゃーないな」と思ってたかどっちですか?

T:最初のうちは多分、楽でいいと思ってたんやろね。
小学校低学年ぐらいまでは。
でも、小学校高学年ぐらいになってきたら、
もうそんなん別にええのにって思いながら横で聞いてた。
(自分で喋れるんやから)喋らしてくれよって思いながらな。

K:それはあれかな。自立するときの感じですかね。

T:そうやろな、多分。

K:いつまでもお母さんがやってしまうとイラってしますよね 笑

T:多分、そんな状態やったと思うよ。

K:ふーん。

T:それと、も一つあるわ。
声がね、小さい。通らない声。
なので、大っきな声出しても向こうまで届かへんので、
それも結構、喋らない理由になってた。
声を出して喋りかけてるつもりでも、向こうに届かへんときがあるから。通る人はあっという間に通るじゃん?

K:そうですね。あの声の通り方って人によって違いますよね。
うーん。諦めたのか?嫌になって?

T:喋るのが嫌になって諦めてった、というか
喋らん方が楽でいいやと思うようになってったんやろね。

K:ふーん。
でもそれは、届けたいからそう思うわけですよね。

T:うん。そやな。

K:伝えたいし、声通したいと思ってるから、
それができなくて嫌になっちゃうんですよね。
それはでも、よく言うじゃないですか、
「ニガテな所に才能がある」って。

T:は?

K:これ、私も最初聞いたときは、何言ってんの?って思いましたけど、実際そうですよね。
一番ニガテだやりたくないって思ってる所にこそ、その人の才能があるっていう。
これは、やりたがらない人をやる気にさせるために盛って言ってるんじゃなくて、実際、例えば今回の話だと、
「届けたい」っていう思いとか、「届ける」っていう心があるからこそ、思い通りに声が通らなかったり、お母さんは自分より上手く喋ってるとかってことが気になるんですよね。

T:うん。

K:そんな所に思いがない人はそんなこと気になりませんよ。
他の人が喋ってくれたら楽でいいやで終わりですよ。

T:うん、そうね。楽でいいやで終わってないからね。
事あるごとにそこで引っかかってんねやろな。

K:じゃあ、それは、理想形を自分が思い描いてるってことだ。
ですよね?

T:人前に立って喋ってる人がいっぱいいるでしょ、あんなん見てたら羨ましいと思うことが結構あるよね。

K:へー。
「羨ましい」って思うってことは
それができるってことらしいですよ!
それはどっかのブログで読みました 笑

T:あははは。

K:そうなれない人は羨ましいなんて思わないんですよ。

T:うーん。

K:私、これ、そうだなーと思って痛く納得したんですよ。

T:ただ、喋る部分がそうなっていくって言われるのには、自分としては今まであんまり気付いてなかったな。
まあ、逃げてただけかもしれんな。
気付かないようにしてたという部分の方が大きいかもしれん。

K:じゃあ、気付かなきゃならなくなってきたということですね。

T:そうですね。
なんかもう、早よせえみたいに言われてるよね。

K:へー。
早よせえって何を早よせえってですか?

T:人の前で喋れってことかな?
うーん。わかんない。

K:わはは。
でも喋るってことは、喋るネタがないと喋れないですよね。

T:それは、本をね、今までアホみたいにここ10年ぐらい読んでるからね。

K:そうなんだ。

T:こないだ年末に、8万円ぐらいでブックオフに全部売っちゃったから。

K:ブックオフで8万円ですか?!

T:ダンボール箱30箱以上あったかな。

K:あはは。すごい!

T:10年前、会社立ち上げてすぐの時にも、いっぺん本箱2つ3つ分ブックオフに出したことあって、それでいっぺん空の状態にしたところから、10年間でまたそんな状態になって。
インプットばっかしてんなよって、もうそろそろアウトプットせなあかんでしょって言われるね。
そんだけ色々中に入れてるんならちゃんと出しましょうよってね。

K:はー。

T:まあ、そんな上手に喋る喋らんは関係ないやろうからね。
思いを伝えたいと思って喋れば伝わるんやろうし。

K:そうですね。気持ちが入ってれば伝わりますからね。

K:これですね、私、聞いてて思ったんですけど、
「言われてる」っていうのが多いんですよ。
インプットばっかりしてなよって言われるとか、
アウトプットしなよって言われるとか、
前に立って話すようになるよって言われるとか。
「言われる」ってことは、「自分が言わせてる」ってことなんじゃないですかね。

T:あー。周りの人を通じてね。

K:そう。意図的にという意味じゃなくてね。
自分では気付いてないけどそういう思いがあるから、
周りの人たちが代わりに言ってくれてる、みたいな。
だからそれは、自分の「内側からの声」ってことで。

T:なんだろうね 笑
で、多分、その一番最初のステップとして、ブログという形で出そうとしてるってとこからのスタートなんやろうね。

K:うん。

T:本当は、こういうのを本の形にしろみたいなことやったから、
最終、本になるのかも知んないよ。

K:えー。それいい!

T:とりあえず、今、練習ね。

K:その、喋るとか、ブログ書くとか、本を書くとか、何でもいいんですけど、その時に一番伝えたいことって何ですか?

T:うーん。
本当の、この世界のありようを知ってほしいってことかな。

K:この世界のありよう、ですか?

(つづく)