ラバウル(その2)

ラバウル(その1)からの つづき)
(以下、T:トニー長老/K:かおり)

T:牧師さんにも出会うし、博物館ではJICA(ジャイカ)の人にも出会った。
JICAの人はまだラバウル来て3週間目って言ってはって、
ダイビングしてる途中の夜に1回、ホテルでご飯食べよー言うてご飯食べに来はったんやけど、その時に牧師さん夫妻も来はったし、牧師さんの通訳をされてた日本人の方も来はって、
JICAの彼もまだラバウル来て3週間やからその人たちと接触できてない状態だったから、僕と食事しに来たことによって、その場でその3人と会うことができたのよね。
僕はJICAの彼をこの人たちに会わせる役やったんやろうなって。

で、更に、JICAの彼は「観光」というテーマで来てるから、
僕らが泊まってるホテルのオーナーさんもその日なぜかそこに居はって、僕も、ダイビングをずっとやってる日本人っていうのでオーナーさんにも知られてたから、JICAの彼をオーナーさんにも紹介して。

K:「現地のJICAの人を地元のホテルのオーナーさんに紹介した日本人旅行者」
って変な感じですね 笑

T:変な感じよね 笑
そのJICAの彼はその後、僕が4日間でダイビングのライセンスを取った経緯をインストラクターの人から一生懸命聞いてはったもんね。

K:へー。ライセンスはどうやったら取れるんですかって?

T:いや、日本人で英語できへん奴にどうやってライセンス取らせたんや?って感じで。

K:あはは

T:ダイビングの方も、僕が帰った後の週末に、初めてホテルの中でダイビングのイベントをやって、たくさんの人に来てもらえたみたいやったから、なんか動き出したみたいよ。
僕が最初に行った時はインストラクター暇そうやったからね。

K:それでダイビングも専属インストラクターだったんですもんね 笑

T:ガイド兼通訳専属、ダイブのインストラクター専属で完全に一人対応だったからね。日本じゃ考えられんよ。

K:あはは。お役目旅だとそうなるんですかね 笑

T:今まで旅行に行って、現地でこんな人たちと知り合うことなかったもんね。単に遊びに行ってるだけやからさ。

K:そうですよねー

T:牧師さんなんて、やってること似たようなことやん。

K:ほんとですね。

T:その牧師さんもすごいですね。

K:すごいよ。奥さんと二人で、僕が行きたいと思ってる島、ほぼ全部行ってはるから。

T:普段、聞けへん話がいっぱい聞けたし。
最後の夜なんか、レストラン行ったら向こうも手振って声掛けてくれはってたし。

K:前、僕と同じお役目の人がいたら会ってみたいなって言われてましたよね?
あっという間に会えましたね 笑

T:ほんまや。

K:牧師さんはキリスト教だから浄化される魂が違うんでしょうかね?

T:どうやろね?けど、牧師さんはもっと危ない所へも行ってはるし、戦後70年も経ってるから物理的なものは表面上はきれいにされて残ってないし、それぞれ役割があるんやろね。
僕は今回、水の中に潜れるようになっちゃったからね。
水の中にいる人たちを連れて帰るのかもねとは思ったけどね 笑

K:そうかも!
え、今回は元々、ダイビングのライセンス取ろうと思って行ってたんですか?

T:いや、時間持て余してたから 笑
前に人から、南の島行ったらダイビングのライセンスとか簡単に取れるでって言われてて、その一言やね。

K:へー
一気にテリトリーが広がりましたね!
私も前から取りたいなとは思ってたんですけどね。

T:簡単よ。PADIってやつ。
日本でも取れるけどね。

K:私は海底遺跡とか潜って見たいんですけどねー

T:僕はあれやな、レックってやつ。
沈んだ船とか戦闘機とかね。
今回は、零戦が沈んでるとこ行って、喜んでたよ。

K:めっちゃ喜んでました?
ちょっと楽しいのと、魂が喜んでるのと違いますよね。

T:普通は、熱帯魚とかサンゴとかがキレイとかって楽しむじゃない?
僕は今ひとつそこに興味がなくてね。
それよりも戦闘機が沈んでるの見るほうが嬉しいね。

K:良かったですね。テリトリー広がった感じがあるし。
こういう「お役目」があるのかなって思ってから行った旅行は初めてですよね。今回、何か特に変わったなってことはありましたか?

T:現地で人に出会ったことかな。
そもそも、現地で人を紹介してもらうなんてことは今までの旅行ではなかったことよね。単に観光で行ってただけだから。
僕は何人もいる観光客の一人というだけだから、ガイドさんとあんなに親しくなることもなかったしね。
最初びっくりしたもん。この人まだついてくんの?って思って 笑
で、JICAの彼とか牧師さんとか紹介してくれてね。

K:トニーさんはガイドさんに旅行の目的を話したりはしてないんですよね?

T:うん。話してない。
そのガイドさん自体が、僕に対する何らかの役目のある人だったのかもしれないね。

K:そうかー

T:あんなにくっついてたって不思議やもん。

K:そうかもしれないですね。
ガイドさん自体が、ガイドっていう仕事以上に、お役目で来た人をガイドするってお役目を持ってらっしゃるんでしょうね。

T:多分ね。
ほんとにいろんな情報をくれたからね。
人に会わせることもやけど、戦争のこととか、ラバウルであったこととか、
知ってることを色々ね。

K:観光的にはどうでしたか?

T:観光は、海の中の温泉が良かったよ。
近くに火山があって、ものすごく熱い温泉が湧いてたから。
そこでたった一人で温泉に浸かったのは良かった。

K:露天風呂よりずっと広い、海ですもんね。
真後ろに火山があるのはちょっと怖い気もしましたけど 笑

T:数年に一度は噴火してるらしいんでね。
一番近い時は2010何年って言ってたよ。その時も灰が降ってどうのこうのと言うてはったから。

K:次はどこへ行きたいですか?

T:今、帰ってきてから、次行くツアーをまた色々探してるな。

K:へー

T:太平洋の島々に行くのが楽しくなってきたからそのことばかり考えてるね。
今朝の夢でも、その辺りの島を順番に回ってる夢を見てたな。
南側の島々は、こう行ったらいいなとルートが掴めてきてたんやけど、
北側の島々をめぐるルートが決まらへんなと思ててん。
そやけど、夢の中では、その北側のルートがある程度提示されてた気がする。その時に誰か一緒に行ってる人がいてたんやけど、誰やろってずっと思てたな。

K:へー
南側と北側ってどの辺りですか?

T:南側はパプアニューギニアから東側にある島々。こっちは、パプアニューギニアとかニュージーランドとかオーストラリアから飛んで行く感じ。
北側はグアムのちょっと南にある島々。こっちは、ベースがグアムで、そこから飛んで行くイメージ。ミクロネシア連邦もこの辺りね。

K:これから楽しみですね。

南の島, 旅行

Posted by kaori